2010/10/20 Back to the Mac イベントで 90 日以内に開始と予告されていた Mac App Store がオープン。ソフトウェア・アップデートで Mac OS X 10.6.6 にアップデートし再起動すると Dock にある Finder アイコンのとなりに登場します。
起動してみるとウィンドウ全体がなんだか平べったい印象。メニューバーのグラデーションがそう印象づけてるのかな。インターフェイスは iTunes Store と変わらず。詳細ページの購入ボタンが大きいので押しやすいです。
アカウントも iTunes Store と同じ Apple ID を利用します。サインインしていても購入ボタンを押すと毎回パスワードをたずねられるようです。1-click 設定もありません。購入する時のアニメーションが楽しく、購入したことが直感的にわかりやすくなっています(じゅうよう)。購入したアプリケーションは「購入済み」ページで確認できます。
Apple ID で購入履歴が管理されるということで、購入したアプリケーションのライセンスはどうなるのかなと思ってヘルプを見てみると、以下のような記載がありました。
アプリケーションを複数の Mac で使用する
アプリケーションを購入した後、使用しているすべての Mac にそのアプリケーションを無料でインストールできます。
自分が利用する Mac であれば無制限にインストールできると解釈していいのかな?家族は?iPhone Apps と同じようなものか。自宅と職場でライセンスひとつで済むようになると助かることも多いですね。ファミリーパックも不要?反面、開発者にとっては収益が減ることもあるんじゃないですかね。OS 標準でインストールされていることによる購入機会増加というメリットで補填できるでしょうか。(追記参照)
オープン直後でまだまだ品揃えが豊富とは言えないですが、きっと iTunes Store のようにジワリジワリと大きな店舗に成長していくんでしょうね。いくつかの無料アプリケーションをダウンロードしてみましたが、インストールまでのステップが減って気軽に利用できます。
iLife ’11 のアプリケーションがそれぞれ単品で購入できるのがうれしいですね。さっそく iPhoto ’11 を購入してみました。あと Aperture 3 が 9,000 円と大幅値下げされてるのが魅力的。iPhoto ’11 での写真管理に困ってきたら買ってみようと思います。
ところで iTunes Store と別にする必要性を感じないのは私だけでしょうかね。いっそのこと Apple Store というアプリケーションにすべて統合してしまえばいいのに。iTunes という名前に制限されず音楽からアプリケーション、さらにはハードウェアまで売ることができてよさげなのに。iTunes は再生用アプリケーションとしてスピンオフ。
追記
下記 ITmedia の記事にアップルに確認したところ、1人で5台までのMacにインストールして使えるとのことだ。
と記載されていました。