昨日のお買い物での一幕。
ネコが大好きで、ずっと飼いたいという娘(小学校1年生)に、ぬいぐるみのネコを買ってくれと頼まれました。小さいぬいぐるみならまぁいいかと一瞬思ったのだけど、ここはいい機会だと思いなおし、自分のお小遣いで買ってみてはと提案してみました。
彼女にはまだ毎月のお小遣いはあげてなくて、持ってるのはお手伝いをした時のお駄賃や、おじいちゃんおばあちゃんからたまにもらえるお小遣いをゆっくり貯めたものです。そのお小遣いは滅多に使うこともなくて、使ってもいつも100円ほどの少額でした。
お小遣いで買ってみるという提案は彼女にとって意外ながらも嬉しいことだったようで、昨日のお買い物の最中は目を輝かせていました。ひと通りの買い物が終わってから、雑貨屋さんで小さなネコのぬいぐるみを見つけます。アメリカンショートヘアやスコティッシュフォールド、ロシアンブルー、シャム、クロネコ、ハチワレ、シロネコ、ミケなど10種類ぐらいいた中から30分以上も楽しげに悩んで、シロネコを選びました。お値段は1,500円です。
ところがレジの列に並んでみると、突然泣きだしてやっぱり買うのをやめると言いだすではありませんか。慌てて話を聞いてみると、「買ってからたくさん遊んであげられるか自信がない」とか「がんばって貯めたお小遣いが減ってしまう」など、彼女なりに色んなことを考えたようです。これを聞いた私と妻は彼女の成長がなんとも嬉しくなり、泣くのをなだめてから「それだけ考えて買うんだからきっと大切にできるよ」と伝えました。
結局は500円を援助してしまう親バカですけども、お金の価値が少しわかってもらえたのが、娘にとっても私にとってもいい経験となりました。そろそろ毎月のお小遣い制にしてもいい頃合いでしょうかね?
今日帰宅すると、さっそくダンボールで作ったおうちが完成してました。