本:今日からデジカメ写真がうまくなる
たまには書評的なエントリでも。この本は写真上達本によくある難しい数字のことや、フレーミングなんかはほぼすっとばしてくれていて、デジカメの使い方と写真撮影の心構えを主に説明してくれています。使い方のポイントは 5 つにまとめられています。
- 思い通りの明るさで写す
- ストロボは使わない
- キレイな形で写す
- ピントをばっちり合わせる
- 見たままの色で写す
「キレイな形で写す」はためになりました。望遠側で撮る方が歪まないんですね。今は単焦点メインで撮ってますが、ズームレンズの場合は気をつけたいポイントです。
シチュエーションごとの撮影のコツみたいな章もありますが、これは憶えてられないし場数をこなすしかないんじゃないでしょうか。
これまでメインの被写体の周りにある撮りたくないモノをフレームアウトさせようとする自分にほんのり罪悪感的なものを感じてたんですよね。でもこの本を読んだらそれは間違ってないということで納得できました。演出してこその写真なんだと。
とはいえ、人物の撮影時はなるべく自然な表情を撮りたい。「こっち向いて〜」とか「笑って〜」とかちょう苦手。でもずーっとカメラかまえてるわけじゃないから、撮りたい瞬間を撮れることは稀ですね。できれば自分の家族の中ではカメラがあることが日常になっていくといいなぁと思います。撮りたい表情を切り取りつつ、光や背景でうまく演出ができれば楽しいんでしょうね。
さて、また週末はカメラ持って散歩に行ってみます。