Quicksilver を卒業するために Alfred を使ってみる
長年利用してきた Quicksilver。今後の継続開発が不透明なので、別のものに乗り換えようかと今さら思いはじめました。
Quicksilver で主に使っていた機能は以下のような感じ。以前は Finder の書類を特定のアプリケーションで開くとか、圧縮するとか複雑なこともやってましたが、だんだん使わなくなっていきました。
- アプリケーションの起動
- クリップボードヒストリー
- Web 検索
- 辞書検索
Quicksilver の代替として有名なのは Launchbar。有償。しかもちょっと機能がてんこ盛りすぎる印象。使ってみてもちょっとヘビーデューティ。あとアイコンが数字の 6 に見えるのにバージョンは 5 でした。
最近 Twitter 経由だかで知ったのが Alfred App。帽子のアイコンで Butler というアプリケーションを Quicksilver より前に使っていたことを思い出しました。
無料の Alfred にできるのはこんなこと。
- アプリケーションの検索と起動
- ファイルの検索とオープン
- Web 検索
- 簡易計算機
- スペルチェック(日本語はダメっぽい)
簡単な使い方。ショートカットキー(初期設定は Option + Space)で表示されるテキスト記入欄に探したいものの名前を書いてみます。するとマッチする候補がリストアップされるのでその中から目的のモノを選択して Return。詳細な使い方は後日書けたら書きます(こう言って書いた試しがない)。
かなり軽快に動作してくれますし、アプリケーション名やファイル名の検索は Quicksilver と違って日本語でも大丈夫なようです。Quicksilver でやっていたことでクリップボードヒストリーだけができません。ところが Alfred Powerpack というものが用意されていて、これを導入すると次のような機能が追加できるようです。
- ファイルの参照
- 検索・参照されたファイルなどを操作
- iTunes プレイヤー
- クリップボードヒストリー
- アドレス帳の参照
- 最近使った書類の参照
- テーマ機能の追加
- メール送信
- 代替検索(Mac 内で項目がみつからなかったら Web で検索とか?)
- ターミナル操作
クリップボード操作がありますね。£12(本日時点で 1,600 円ぐらい)。導入するかどうかはまだ検討中。というのも別に Clipboard History という無料アプリケーションを見つけたから。これについてもまた後日。
利用し始めて 1 週間ほどですが、今のところ Quicksilver は起動せずにすんでいます。軽快なランチャーをお探しの方は試してみてはいかがでしょうか。